認知症予防朝食―79歳のじいさんが作っています

  私は退職以来,14年間,毎日,朝食を作っています.健康に注意しているつもりです.今日の朝食は写真のとおりです.右上はサラダですが,上にのっている葉っぱは,神の草と呼ばれる日向当帰です.乾燥させてお茶として飲むことが多いようですが,今伸び盛りなので不要な葉を毎朝そのまま食べています.クマリン類として,hyuganin,bergapten,marmesininがあり,高脂血症,糖尿病,アレルギー等に効果があるとされています.(熊本大学薬学部薬草園 植物データベースより) 他に,トマト,キュウリ,日向夏,卵が加わっています.

 左上は牛乳に市販乳酸菌を加えて作った自家製ヨーグルトですが,セイロン瓜の粉末(緑色)に蜂蜜およびシークワーサー100%ジュースを加えています.セイロン瓜はインドやスリランカアーユルヴェーダ医食同源?)思想の根幹となる野菜で,栽培し実を乾燥させて粉末にしたものを昨年10月から毎日食べています.(本ブログに詳しい解説があります)シークワーサーにはノビレチンという有効成分があり,血糖値の上昇抑制,高血圧抑制の他,認知症予防,ガン抑制効果が期待されています.蜂蜜やヨーグルトの効能は省略します.それにパンとコーヒーが大体の毎朝のメニューです.昼食や夕食は家内に作ってもらっていますが,昼食は必ず,納豆に野菜ジュースが入って,タンパク質としてハムやベーコン.イワシのアゲミなどを加えたものを食べています.

 それだけ注意しても,体調の悪さを感じることがありますが,それは老化として避けられないものでしょう.寝込まないためには努力が必要だと思っています.

    

私の作った朝食

 

三菱商事 クリーン水素生産―方向が違うのでは

    2022年4月8日付の中日新聞に「グリーン水素 三菱商事生産」の記事が掲載された.「欧州で30年に40万トン」とあった.日本はガソリン価格の高騰で政府は対応に右往左往している.ただでさえ,ガソリンが高いのに,ロシアのウクライナ侵攻のために,石油や天然ガスの価格が高騰している.

 非常事態時にはその国の弱点が大きな負担となって露呈する.すなわち,日本の弱点は石油・天然ガス(エネルギー源)と食料である.(3月12日,3月17日の私のブログ)この危機的な状況は日本だけではなく,ヨーロッパ諸国も同様である.とりわけ,ドイツではロシア依存度が大きく,以下に示すように天然ガスが55%,石炭が45%,石油が34%をロシアに依存しているものの.ロシアの天然ガスを運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」の停止を発表したという.それに対し,日本のロシア依存度は天然ガス8.8%,石炭11%,原油3.6%なのに,天然ガス既得権益,「サハリン2」を手放そうとしない.欧州や米国が大きくロシアから撤退しようとしているのに,日本のせせこましさは相変わらずだ.

 テレ朝 News(2022年4月6日)

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    日本がエネルギーの問題で,非常時にも困らないようするには出来るだけ自国産のエネルギーを開発しなければならないのは自明だが,三菱商事は方向が違う政策を打ち出している.それが冒頭に述べたグリーン水素の生産である.欧州で建設する大規模な洋上風力発電所の電力を使い水素を作るプロジェクトへの投資によるらしい.三菱商事は脱炭素分野に力を入れており,30年度までに2兆円を投資するという.三菱商事には外国への投資ではなく,国産エネルギー生産を目指して,地熱発電に力を注ぎ,水素生産を行って欲しいものである.

  将来はどのような国際的な非常事態が起こるかどうか分からないが,その際には自国産のエネルギーや食糧自給率を上げておくことが,軍備力に依存しない防衛力強化になるだろう.

ウクライナは負けることはないーロシアによる不条理な侵略

   ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが毎日世界に配信されている.ニュースを見ながらこの戦争ではウクライナは負けることはないと思った.その理由は,ロシアの侵略が不条理であり,ウクライナ人は「決して屈しない」意志を示しているからである.

 ロシアの兵士3人が民家の敷地に押し入ったときに,老夫婦が出てきて押し問答をしていたが,その時兵士は威嚇射撃をしたにも拘わらず,老夫婦は恐れることもなく,兵士を敷地外に押し戻したのである.そのような場面をいくつも見ることができた.軍用車や戦車に対し,ウクライナの市民が素手で群がる様子が放映された.ロシアの報道は「嘘である」ことが明白であるのに,見当違いな注釈を加えている.ロシアがやっていることは無差別爆撃であり,公共の建物や子どもが避難している建物,多くの住民が住むアパートなど,見境ない攻撃により完全な廃墟がいたるところで出現している.このような徹底的な破壊にも拘わらず,ウクライナ大統領は降伏する意思を表明することはない.

 似たような戦争は過去にも存在する.ベトナム戦争である.圧倒的な軍事力をもつアメリカが裸足で走り回るベトナムに勝つことができなかった.これもベトナムにとっては不条理な戦争だったからである.それより歴史を遡ると,日本が当事者の日中戦争や太平洋戦争がある.ロシアによるウクライナの侵略を見ながら,戦争の愚かさを繰り返す人間の悲しい性に救いを感じることができない.

緊急事態で日本の弱点が良くわかるー弱点の対策を急げ(2)

2.農業振興により食料自給率を上げよ

 日本の二つ目の弱点は食料問題である.ロシアがウクライナに侵攻したが,実はロシアもウクライナも穀倉地帯で,小麦の大生産地である.マクドナルドのフライドポテトがジャガイモの不足により,サイズを減らしての販売となったが,その原因は原料の生産地であるカナダの大規模水害と,コロナ禍による世界的な物流網の混乱,カナダ バンクーバーでの貨物の滞留や雪の影響と言われる.それに追い打ちをかけたのが世界的な小麦価格の高騰である.農林水産庁は輸入小麦の価格の値上げを発表した.

                                     (JIJI,COM,2022年3月9日)

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     問題はこの価格高騰が昨年夏の高温と旱魃によるもので,米国とカナダの不作によるものだということである.

 すなわち,この値上げにはロシアの侵攻の影響は含まれないために,今後改めて再値上げが行われるということになる.

    値上げを発表した金子農林水産大臣は次のように述べている.(朝日新聞デジタル 2022年3月11日)

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    私はこのブログで主張しているように,日本が誇る稲作を活用して,小麦やトウモロコシの代替作物として改良し,非常事態で生じる食糧問題の緩和への対策を立ててもらいたい.そうでなければ,事ある度に国民は苦しむことになるだろう.

 農家の減少は後継者不足によるものなので,耕作放棄地を集約し,大規模な法人化した農業を行うことにより,農業収入を増やし,同時に農業生産物の価格を下げることも,輸入小麦等との価格差を低くするためにも重要である.

 

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マイナビ農業(2021年9月1日)

 

 

                                            

緊急事態で日本の弱点が良くわかるー弱点の対策を急げ(1)

1.自国のエネルギー創出を

 毎日,コロナ禍のニュースが大半だったのに,いまはロシアによるウクライナ侵略のニュースが世界を駆けめぐっている.この間,日本の弱点が改めて浮き彫りになってきた.いうまでもなく,石油・ガス(エネルギー源)と食料である.

ロシアは世界有数の石油産出国である.米国はロシアの懲罰のために原油天然ガス,石炭の輸入を禁止することを発表した.ただでさえ,石油の価格が上昇していたのに,さらに上昇が加速しそうである.日本のロシアからの原油の輸入は全輸入量の僅か3.6%であるが,自前の石油を持たない悲しさから,ロシア産の原油輸入の停止には二の足を踏んでいるのが実情である.

THE SANKEI NEWS(2022/1/17)には,国内のガス田の新規開発計画が報じられている.

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    これは石油やガスの生産がほとんどない日本ではビッグニュースであるが,生産開始は令和14年,生産量は国内天然ガス消費量の1.2%,国内自給率は1.1%増のやっと3.4%になるという.

                                    それでも頑張れ,国産ガス.

 国産の資源には一時脚光を浴びたメタンハイドレードがあったが,産業技術進捗状況(2021/11/17)を見ると,2023~2027年度頃,民間が主導する商業化のプロジェクトが開始と書いてあった.計画は順調のようだが,何とか実用化ができるかどうかは日本の将来に大きな影響を与える.

    他のエネルギー源と言えば,水素があるが,トヨタは電気自動車とともに,水素電池車を走らせようとしている.水素をどのように作るのかが心配ではあるが,オーストラリアから水素を運搬する実証実験が行われている.

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    オーストラリアの水素生産は石炭からである.二酸化炭素を排出するのでSDGsとの関わりは大丈夫かなと思っていたら,二酸化炭素は回収し,地中に埋設するらしい.しかし,これは自前ではなく,輸入物であり,やはり有事の際には輸入に問題が生じる可能性もある.何とかして,国産の水素生産はないものかとし調べたら,Hydrogen Technology株式会社の記事があった.同社は「二酸化炭素を排出しない,画期的な方法で水素生産に成功した」というのである.これが事実なら素晴らしい技術開発である.国産の水素として,大きく飛躍して欲しいが,私にはこの方法の良否を判断できないので,政府にはこの技術の採用を迅速に検討してもらいたいものである.

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 私はSDGs時代の自然エネルギーを活用した安定的な電力源として,地熱発電に期待しているが,地熱発電を水素生産に利用するという試みがある.大林組による以下のような取り組みである.

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 水素をエネルギー源としてどのように利用していくかにも課題がある.緊急時でも,安定的な国産エネルギーが得られることは,日本にとっては永年の課題のはずであるが,遅々として進まない状況に地団太踏んで悔しがることしかできない.

 

 

 

 

 

       

 

ロシア,ウクライナを侵略―ならず者国家に対処する方法はあるのか

 2022年2月24日,ロシアがついにウクライナへ侵攻した.米国が繰り返し,ウクライナへの侵攻が近いことの注意喚起をしていたが,ロシアはそれを否定していた.本当にロシアの侵攻があるかは,世界的には懐疑的であるように思える状況だった.考えてみれば,地上の様子は多くの偵察衛星により明確に監視されており,また高度な情報戦により多くの証拠が揃えられ,侵攻の準備は手に取るようにわかっていたのかもしれない.それでもロシアは多方面から侵攻を開始し,わずか1日で首都キエフに迫ったことから,如何に用意周到だったかが伺える.

 ネットでは今回のロシアによるウクライナ侵攻について,ロシアの言い分を始めとして多くの情報が流されているが,少なくともウクライナはロシアに敵対心を燃やしていた訳でもなく,ロシアに損失を与えたようには思えない.ならず者国家の独裁者プーチンが自国防衛と称して始めた戦争である.

ならず者国家と言えば日本の近くにも存在するので他人事とは思えない.日本には世界に誇れる日本国憲法 第9条があり,私はこの憲法は守るに値するものだと思うが,今回のロシアの蛮行を見ると,考え込んでしまう.ならず者国家が一方的に侵攻してきたときに,日本はどのように対処すべきなのか.交戦権をもたずに,軍隊をもたずに解決できる方法はあるのか,北朝鮮や中国の挑発に対し,深く悩むこの頃である.

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冬季オリンピック終わるー矢張りスポーツは感動を与える

    中国で行われたオリンピックが令和4年2月20日に終了した.後期高齢者の暇な老人にとってオリンピックの報道は意義のある時間を与えてくれた.

1.金メダルは実力通り 

金メダルを獲得した選手は実力通りの第一人者,ジャンプの小林陵侑選手,スノボーハーフパイプ平野歩夢選手,スピードスケート1000mの高木美帆選手であるが,いずれも獲るべきして獲った,見事な戦いぶりだった.しかし,いくら技術があっても心技体と運まで味方につけなければ金メダルは獲れないので,「大あっぱれ」というべきだろう.

2.団体の不運は悲壮感漂う

    スポーツには運がつきものであり,どちらかと言えば不運に泣く選手が多い.パシュート女子はその典型であり,高木菜那選手は残り70mのところで転倒してしまった.不運は団体競技ではより一層の悲壮感が漂うが,失敗を悔やむことはない.日本選手のパシュートの滑りは世界一美しいというが,まるで水の上を体をうねらせて泳ぐヘビを見るような滑らかさだった.一方,自分の瑕疵ではないスーツの規定違反で失格となった高梨沙羅選手の場合,不運としか言いようがない.協議前はOK,競技後は失格と言う判定はあり得ないだろう.フィギュアスケートでは羽生結弦選手がショートプログラムのジャンプ直前に穴にはまり,正常なジャンプができなかったが,フリーでは4回転アクセルに果敢に挑戦し,着氷が乱れたものの,4回転アクセル自体は世界で初めて認定された.

3カーリング女子の実力は紙一重 

    最も見る時間が長かったのはカーリングである.結果的に,日本女子は銀メダルだったが,金メダルは,予選で8勝1敗でトップのスイスや7勝2敗のスウェーデンでもなく,日本と同じ5勝4敗だったイギリスだった.つまり,この4チームの力は互角だったということだ.その4ヶ国だけでなく,5勝を挙げたカナダ,4勝の米国,中国,韓国も含めてほとんど力の差はないということになるが,勝敗を分けたのは何か?見ていた限り,試合中に沢山の笑いがあった日本のチームワークの良さであるかもしれない.準決勝のスイスとの戦いでは笑顔があふれていたが,英国との決勝ではあまり笑顔がなかったように思う.

4.世界初の技への挑戦は選手から敬意を受ける

 羽生結弦選手の4回転アクセル挑戦は世界から賞賛を受けた.一方,成功したわけではないが,選手から祝福と敬意を受けたケースもある.スケートボードの岩淵麗楽選手である.岩淵選手は3回目の試技で超難度の3回転する技に挑戦したが,着地で失敗し,4位に終わった.戻ってきた岩淵選手の周りに各国の選手が集まり,ハグする様子が捉えられた.選手たちは岩淵選手の挑戦に祝福と敬意を与えたのである.ちょっと待って!これはどこかで見たシーンだと思い出したのが,東京オリンピックでの

スケ―トボード 岡本碧優選手のケースである.岡本選手の失敗した試技の後,各国の選手が集まり,肩車までして岡本選手を称えたのである.実際に演技をしている選手であるからこそ,そのような技がどれほど価値があるものであるかを知っているシーンだった.

5.ノルディック複合団体ラージヒル,頑張った銅メダル

 ノルディック複合団体競技は,日本はジャンプで得点を稼がないとメダルは獲れないと思っていた.ところが,ジャンプの成績は4位だった.時間に換算すると1位のオーストリアとは12秒差,2位のノルウエーと4秒差,3位のドイツとは1秒差で距離(10㎞)にスタートした.日本は渡部善斗,永井英明,エースの渡部暁斗が4チームの集団に食らいつき,アンカーの山本涼太選手へバトンタッチした.結局,これまでの健闘かと思っていたが,1位のノルウエーには離されたものの,3チームによるゴールまでのデッドヒートを演じ,銅メダルを獲得した.どうやら,新雪に対するワックスが効果的であったようだが,それにしても素晴らしい頑張りで感動的だった.28年ぶりの入賞ということであるが,28年前リレハンメルオリンピックで金メダルを獲った荻原健司氏は今,長野市の市長である.

6独裁国家はスポーツを国威発揚に利用する

 今回のオリンピックでは審判の判定に色々と批判があったが,最も問題とされたのはROC(ロシアオリンピック委員会)のフィギュア選手である.ロシアの選手がオリンピックで国名を名乗れないのは国家によるドーピングへの関与がばれてしまったからである.今回の渦中のカミラ ワリエワ選手は15歳なので,自らが薬物を選択できる知識があるとは思えない.コーチや指導者の関与があると考えるべきであり,選手はその犠牲になったと言えよう.それにしても,ロシアの他の選手も含め,完璧な4回転の技をいとも簡単に決めるのを見ると,ロシアの選手たちが大変な競争社会で生きていることを考えざるを得ない.わずかな期間,世界を席巻したメドベージェワやザギトワは20歳になる前に表舞台から姿を消してしまった.コーチが選手は材料,練習場は工場だと発言しているようなので,消耗品として扱われているのだろう.これでは名声は得ても,幸せとは感じないだろう.